正月三が日に場内特別開放 富岡製糸場 「初詣で客にPR」
- 掲載日
- 2006/12/20
富岡市の岩井賢太郎市長は十九日の市議会十二月定例会一般質問で、世界遺産登録を目指す国史跡、旧官営富岡製糸場について、正月三が日を特別見学日として試験的に開放することを明らかにした。
年末年始は従来、休日としていたが、帰省する市出身者に見てもらう。県内外から訪れる貫前、妙義両神社の初詣で客にも製糸場をPRしたい考え。
開場時間は午前九時から午後五時までを予定。十一月から拡大された見学コースを解説事業なしで自由に見てもらう。
市富岡製糸場課は「県内有数の初詣で客が集まる地域なので、一人でも多く人に立ち寄ってもらい周知したい」と話している。