華やかに繭玉飾り 富岡製糸場
- 掲載日
- 2007/01/12
東繭倉庫内を華やかに彩る紅白の繭玉飾り
富岡市の国史跡、旧官営富岡製糸場で、東繭倉庫一階に紅白の繭玉飾りが展示され、場内を華やかに彩っている。
繭玉飾りは養蚕農家が繭の豊作を願って作り、小正月に飾られてきた歴史がある。甘楽富岡蚕桑研究会(高橋純一会長)が製糸場の世界遺産登録実現と、地元の養蚕振興への願いを込めて企画、製作した。
二メートル以上あるヤマグワの枝には米の粉を丸めた団子形の繭玉が無数刺してある。懐かしい光景に足を止める人や、初めて目にして写真に収める来場者の姿が見られ、和やかな正月ムードに花を添えている。