10年後の赤岩考える 六合村
- 掲載日
- 2007/01/27
赤岩地区の保存活性化策を考える地区住民ら
国重要伝統的建造物群保存地区の六合村赤岩で二十五日夜、「10年後の赤岩を考える会 赤岩保存・活性化ワークショップ」が開かれ、住民ら約四十人が集落の中心を走る本道の景観についてアイデアを出し合った。
考える会は、赤岩地区の保存活性化策を住民と行政が一体となって考えるために設立された。考える会から出された住民提案を元に、村や県が専門的な検討、調整を行い、今後、保存活性化策が事業化されていく。
ワークショップではまず、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、世界遺産登録の国内候補「暫定リスト」入りしたことが伝えられた。その後、本道の整備方法について三班に分かれて、赤岩のよりよい将来につながる案を考えた。
最後に行われた発表では、「舗装をカラー舗装にして、木のチップなどを混ぜたらどうか」「木のガードレールにしたい」「昔の水路や水場を復元しよう」などとさまざまな案が提案された。