富岡製糸場 月別来場者初の1万人突破
- 掲載日
- 2007/01/29
「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産国内候補地の「暫定リスト入り」した追い風を受け、富岡市の旧官営富岡製糸場では二十八日、月別来場者数が初の一万人を突破した。
同日は家族連れを中心に千六百九十二人が訪れ、今月来場者数は計一万千四百七十二人となった。暫定リスト入りのニュースに加え、同製糸場の三が日開放(四千三百八十八人来場)など、富岡市によるPR企画実施が、来場者増加につながったとみられる。
同市の細谷義昭世界遺産推進部長は「この機会を逃さぬよう、さまざまなイベントを実施して盛り上げ、世界遺産登録推進の糧としたい」と話した。