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ノコギリ屋根残そう 「織都桐生」のシンボル 工場清掃協力者募る まちづくり委

24、25日に1回目の活動が行われる旧東洋紡織工場
24、25日に1回目の活動が行われる旧東洋紡織工場

使われなくなったノコギリ屋根工場を掃除して、活用方法を探ろうというプロジェクトが始まった。ファッションタウン桐生推進協議会まちづくり委員会(佐々木正純委員長)が主催。二十四、二十五の両日、午前九時から桐生市東の旧東洋紡織工場で、一回目の活動を行う。

ノコギリ屋根は「織都桐生」のシンボルで、市内に約二百四十軒が残る。同委員会は、工場内を整理してアトリエやイベントなどに利用してもらうことで、ノコギリ屋根を後世に残そうと取り組んでいる。

佐々木委員長は「夏にはボランティアの清掃メンバーを募って、大々的にノコギリ屋根工場の整理を進めたい。そのためにはまず、ノコギリ屋根の存在に親しんでほしい」と話し、プロジェクトへの参加を呼び掛けている。

清掃活動は、ノコギリ屋根や建築に興味のある人なら誰でも参加できる。申し込みと問い合わせは、桐生商工会議所総務課(電話0277・45・1201)へ。

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