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富岡製糸場の見学有料化スタート 入場券は絵はがきに

事務所でしおりや入場券を受け取る来場者
事務所でしおりや入場券を受け取る来場者

富岡市の旧官営富岡製糸場で一日、見学有料化がスタートした。年度替わりと重なり、この日の入場者は三月中の休日に比べてやや少ない八百五十一人。正門南側の事務所(三号館)に市が設けた窓口で「いつから有料になったの?」と尋ねる来場者もいたが、目立った混乱はなかった。

市は有料化に併せて、一部を切り離すと絵はがきとして使える入場券を製作した。年間六種の図案を用意し、二カ月ごとに切り替えていく予定。四、五月は西繭倉庫前に咲く桜で、六月以降はブリューナ館や東繭倉庫のアーチを検討していくという。

見学料は大人五百円、高校・大学生二百五十円、小中学生百五十円(団体はそれぞれ四百円、二百円、百円)。就学前の幼児と市内の小中学生は無料。

二日からは月曜開場が始まり、原則として無休の態勢となる。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)