「蚕の舞」に歓声 前橋の春日神社
- 掲載日
- 2007/05/04
桑摘みから収穫後の酒盛りを再現した「蚕の舞」
前橋市上佐鳥町の春日神社に伝わる太太神楽が三日、同神社の境内で上演された。養蚕農家の働きぶりなどをこっけいに表現する「蚕の舞」など十三座が披露され、大勢の住民が楽しんだ。
神楽は明治中期から百年以上続く伝統芸能。立春から八十八日後の祭日「八十八夜」に当たるこの時期に、春日神社太々神楽保存会(神林正明会長)が上演している。養蚕の一年間の作業を物語にした「蚕の舞」は県内でも珍しく、市重要無形文化財に指定されている。神楽は明治中期から百年以上続く伝統芸能。立春から八十八日後の祭日「八十八夜」に当たるこの時期に、春日神社太々神楽保存会(神林正明会長)が上演している。養蚕の一年間の作業を物語にした「蚕の舞」は県内でも珍しく、市重要無形文化財に指定されている。
「ひょっとこ」の面をかぶり、ユーモラスにお菓子などを見物人に配る
「蚕の舞」は、舞子が「ひょっとこ」の面を付けて登場し、桑摘みから収穫後の酒盛りまでを演じた。