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ブランド化で研修会 「群馬の絹」活性化研究会 意見交換や講演 高崎

群馬の絹製品のブランド化について意見を交わしたパネルディスカッション
群馬の絹製品のブランド化について意見を交わしたパネルディスカッション

「群馬の絹」活性化研究会(江原毅会長)の「群馬の絹」ブランド化研修会が十四日、高崎市の日本絹の里で開かれた。パネルディスカッションや基調講演を通じ、会員約六十人が県内の絹産業の発展について考えた。

研修会は本年度の総会に合わせて開催。

パネルディスカッションでは、「差別化できる『群馬の絹製品』への取り組みについて」をテーマに、生産から流通まで県内で絹に携わる六人が意見を交わした。

意見交換では、養蚕農家の高齢化が進み、繭の仕入れが難しくなる中で、メーカー側が農家を支援する取り組みや、消費者に絹糸から興味を持ってもらうために講習会を開くなどの事例を紹介。「使ってもらって絹の良さを実感してもらうことが大事」「携わる人の信頼関係がないと、いいものはつくれない」といった意見が挙がった。

パネルディスカッションに先立ち、日本絹の里の村上毅館長が基調講演した。

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