シルクの利用法を提案 富岡 専門家ら講演や試食
- 掲載日
- 2007/07/03
コンニャクドリンクを試飲する出席者
地元産の繭から抽出したシルクタンパクの幅広い利用を目指す富岡シルクタンパク研究会(石井理会長)の講演会「上州富岡から新しいシルク産業の展望」が、富岡市の旧官営富岡製糸場で開かれた。
休憩時間に、桑やシルクのエキスを利用したアイスもなか、サブレ、おかき、コンニャクドリンクの試食があり、来場者が食感を確かめた。
専門家三人が講演で、シルクが生活習慣病を抑えるのに有効な成分を含み、食感も向上させる点を解説。循環型社会構築に役立つ面にも触れ、ベンチャービジネスなどとして開発された製品を取り上げて、桑、繭を利用する幅広いビジネスモデルを提示した。