下仁田町に歴史研究会 「産業遺産」など5部会
- 掲載日
- 2007/07/22
下仁田町教委は、絹産業遺産群(旧上野鉄道関連施設、荒船風穴)を含めて、町の歴史をあらためて掘り起こすため、町歴史研究会(大河原清一会長)を組織した。町民と町出身者合わせて三十三人が、研究課題を自主的に定めて活動する。事務局の町ふるさとセンターは、将来の歴史観光ガイド養成にも結び付けたいとしている。
研究会内部に、絹産業遺産群を含む「産業遺産」をはじめ「天然記念物」「文化伝承」「下仁田戦争関連」「歴史観光ガイド」の五部会を設置した。
各部会長を中心に定めたテーマに沿い、一部の部会は活動を開始。今後は年一、二回程度、研究発表の場を設けていく。
ふるさとセンターは、高齢化の進行や、市町村合併に伴い地域生活や文化が変化する可能性があることを踏まえ、後世に町の歴史を引き継ごうと、興味を持つ人に参加を呼び掛けた。