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《シルクカントリーin赤岩》熱い論議に聞き入る聴衆 シンポジウム

六合村保健センターで行われた記念講演とシンポジウムは、世界遺産登録に興味を持つ地元住民や関係者が多数参加、熱心に耳を傾けた。

四人のパネリストを迎えたシンポジウムは、通えば通うほど赤岩の魅力を感じることを恋愛に例える意見が出るなど、会場が笑いに包まれる場面もあった。聴衆は民泊の工夫の提案などにうなずきながら聞き入っていた。

東京都中野区の工藤健さん(43)は組み紐(ひも)ストラップ作りが幼児教育などに利用できないかと考え、初めて赤岩を訪れた。「村の日常生活を体験してもらうなどのもてなしはとてもいいと思う。世界遺産登録を目指すほかの地域と差別化を図るには、物産品などの工夫が必要ではないか」と語った。

シンポジウムに参加した赤岩在住のボランティアガイド、安原義治さん(79)は「いろいろな意見を聞いて、赤岩の良さをあらためて実感した。活動も初めだけ力を入れるのではなく、今後に続くように頑張っていきたい」と話した。

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