組みひもで養蚕文化体験 六合・赤岩地区
- 掲載日
- 2007/11/05
組みひもの講習を受ける六合村の赤岩地区住民ら
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された六合村の赤岩地区を活性化しようと、地元住民ら十人が、絹糸の携帯電話ストラップなどができる組みひもの講習を受けた。
同地区を訪れた人が養蚕に触れる体験ができるよう、地元住民らが座繰りや機織りの講習を受けて技術を学んでいる。今回は、渋川市渋川の中沢達雄さん（59）を講師に迎えた。
中沢さんは、糸を組む前の準備から糸の組み方まで一連の流れを指導。慣れてきた参加者はきれいに仕上げるこつや色の選び方なども教わった。
地元住民が地域の活性化に積極的なことに、中沢さんは「三十年前までは普通だった養蚕も今では珍しく、養蚕文化を体験できるようになるのは面白い」と話した。
