座繰りや機織り体験 桐生で小学生
- 掲載日
- 2007/11/05
慣れない手つきで座繰りを体験する小学生ら
富岡製糸場世界遺産伝道師協会は、桐生市本町の有鄰館で「桐生っ子キャラバン」を開いた。地元の小学生らが参加、旧官営富岡製糸場が与えた影響などを学んだ。
キャラバンは県内各地の文化遺産を紹介する出前講座。桐生地区での開催は初めて。慣れない手つきで上州座繰りや機織りを体験した児童は「何で糸がとれるの」「リズムが難しい。昔の人になったみたい」と感想を話した。
講義は、講師役で同協会東毛支部長の成田裕美子さんが、富岡製糸場の歴史や働きについて解説した。同製糸場のキャラクター、ヘリテイジ仮面のショーもあり、小学生だけでなく訪れた市民も世界遺産への興味を深めていた。