養蚕学校「高山社」学ぼう 農家の構造など解説 藤岡で講演
- 掲載日
- 2007/11/06
養蚕について学ぶ参加者
藤岡公民館は、文化講演会「高山社を考える上で」を同所で開き、約三十人が地域に根付いた養蚕文化について学んだ。
講演会は、ふじおか教育の日の一環。明治時代、市内に建てられた日本初の養蚕学校「高山社」を理解するため、当時の農業形態や養蚕農家の建築的な構造をもっと知ってもらうために開かれた。
元全農職員の関口覚さんが資料を使いながら、明治から昭和期の養蚕やコメ、麦の生産形態を説明。県文化財保護審議会委員の村田敬一さんが「群馬の民家」と題し、建築的な視点で養蚕農家を分析した。