目指せ世界遺産 地域資源の活用法探る 中之条や六合「観光カリスマ」講演「固有の歴史や文化を」
- 掲載日
- 2007/11/07
地域資源の活用と人づくりについて話す河合さん
「目指せ世界遺産 連続講演会&現地見学会」が、中之条会場で行われた。参加者は六合村の赤岩地区養蚕農家群や中之条町の冨沢家住宅を見学、みなかみ町土地開発公社理事長の河合進さんの講演を聞いた。
連続講演会は、本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産の候補地「暫定リスト」入りしたことを記念して行われている。県と遺産群が所在する八市町村の共催。
国土交通省が選ぶ「観光カリスマ」でもある河合さんは、「地域資源の活用と人づくり」をテーマに講演。整備に携わった「たくみの里」の例を挙げ、「地域固有の歴史や文化はまちづくりのテーマや土産物のパッケージをつくるとき、大きな力になる」とアドバイスした。
連続講演会は先月の富岡市を皮切りに、十二月までに沼田市や前橋市などで計六回開く。