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大正、昭和の「技」47点 きょうから伊勢崎銘仙展

「歴史をつづる伊勢崎銘仙展」が十一日から、伊勢崎市曲輪町のいせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)で開かれる。伊勢崎織物協同組合が所蔵する大正から昭和中期までの着物二十六点と反物二十一点が展示される。十四日まで。

同展は、伊勢崎市と同組合などが織物振興事業の一環として銘仙の普及を図ろうと開催する。

展示されるのは、型紙で縦糸と横糸に柄を付けて柄を合わせながら織った併用絣(かすり)や型紙で横糸に柄を付けて縦糸は無地のままで織り上げるよこそう絣、溝を彫った板に糸を巻いて染めた糸で縦糸と横糸の柄を合わせて織る板締め絣の着物と反物。展示品を見ると伊勢崎銘仙作りに携わった職人の技の素晴らしさが分かるようになっている。

伝統技術を生かした新分野の商品として昨年、銘仙で作った振り袖も披露される。

十三、十四の両日、明治館の東にある織物会館で、銘仙の反物をはじめ、銘仙で作った名刺入れやテーブルセンター、ネクタイ、マフラーなどの即売会も行われる。

十一日の開場は午後一時から。

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