見学者見守る繭玉飾り 富岡製糸場高さ3メートル
- 掲載日
- 2008/01/12
ヤマボウシの枝を飾る紅白の繭玉
旧官営富岡製糸場(富岡市)の東繭倉庫に、高さ三メートルを超す繭玉飾り二基がお目見え。ヤマボウシの枝を飾る紅白の繭玉を、見学者が懐かしそうに見上げている=写真。
繭豊作を祈る小正月の伝統行事を知ってもらい、世界遺産登録推進を応援しようと、地元養蚕農家らでつくる甘楽富岡蚕桑(さんそう)研究会(高橋純一会長)が昨年に続き製作。里山から探したヤマボウシの枝に、米の粉をふかして丸めた繭玉を刺した。展示は二十日ごろまで。