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貴重な財産“新居”へ 寄贈先の歴博に到着 安中実業高の養蚕資料100点

歴史博物館に向け搬出される安中実業高の養蚕資料
歴史博物館に向け搬出される安中実業高の養蚕資料

三月末で閉校する安中実業高校(安中市安中、田村仁校長)の養蚕資料約百点が二十五日、同校養蚕展示室から寄贈先の県立歴史博物館(高崎市綿貫町)に運び込まれた。同館は資料を薫蒸し詳細に調査、二月二十三日から開く新収蔵資料展で公開する。

県立蚕糸高としての歴史を持つ安中実業高は、二〇〇三年に創立九十周年の記念事業として、養蚕実習を行った校舎の二階に展示室を開設、授業で実際に使った道具や教科書を公開していた。

昨年度、安中高(安中市安中)と統合した安中総合学園高が実業高内に新設。新年度から全学年がそろい手狭になることや、資料の管理が難しいことから展示室の閉鎖、改装を決め、同館へ寄付することにした。

実業高での搬出作業は、条払い機や足踏み繰糸機といった大型の道具を、クレーンを使いトラックに積み込んだ。

作業に立ち会った同館の手島仁専門員は「養蚕を専門的に教えていた高校は全国的にも珍しく、貴重な資料。多くの方に見てもらいたい」と話している。

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