製糸場に「重文」記す看板 富岡かぶらロータリーク 創立5周年で寄贈
- 掲載日
- 2008/02/14
門柱に掲げた看板と須賀会長(左)
富岡かぶらロータリークラブ(須賀守会長)は創立五周年記念事業として、富岡市の旧官営富岡製糸場に、正門入り口用の看板を寄贈した。製糸場で十二日に例会を開き、会員に看板をお披露目した。
門柱に掲げた看板は木製で、高さ一六〇センチ、幅四〇センチ。水谷龍雲・県書道協会長(同市七日市)が「史跡 重要文化財 旧富岡製糸場」と揮毫(きごう)した。
製糸場には国史跡を示す場内の標柱しかなく、管理する市の意向を聞いて製作した。須賀会長は例会で「近代産業に貢献した足元の立派な施設を大切にしていきたい」とあいさつした。
富岡かぶらは二〇〇二年十二月創立で、翌〇三年一月に国際ロータリー加盟認証を受けた。五周年事業では、製糸場に休憩者用の簡易テントも贈り、富岡市と甘楽町の社会福祉協議会にチャリティーゴルフ大会の収益金計十四万五千円を寄贈した。