立松和平さん、田中優子さん講演 26、27日高崎 日本絹の里10周年
- 掲載日
- 2008/04/17
開館10周年を迎える日本絹の里は26、27の両日、高崎市金古町の同所で、作家の立松和平さんと法政大学教授の田中優子さんによる記念講演会を開く。
同館は蚕糸業振興の拠点として1998年4月にオープン。絹にまつわる企画展のほか、染色や機織りの体験室を開放し、開館以来約30万3400人(3月末現在)が来場した。
立松さんは栃木県生まれ。宇都宮市役所勤務などを経て1979年から文筆活動に専念し、多くの文学賞を受賞。着物や染色をテーマにしたエッセーも出版している。田中さんは横浜市生まれ。日本近世文化・アジア比較文化を専門とし、特に江戸時代の生活様式に関する著書が多い。
立松さんの講演「日本の染め織り人を訪ねて」は26日午後1時半から、田中さんの「日本の着物文化を考える」は27日午後1時半から。参加無料。各日ともに定員120人。事前に同館(電話027・360・6300)へ申し込む。