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「製糸場を世界遺産に」 バナナで応援 前橋の業者 商品にシール 売り上げ一部富岡市に寄付

本県絹産業遺産群の世界遺産登録運動を支援するため、前橋青果が企画した「上州だんべえバナナ」
本県絹産業遺産群の世界遺産登録運動を支援するため、
前橋青果が企画した「上州だんべえバナナ」

旧官営富岡製糸場のシールを張ったバナナが、県内のスーパーなどの店頭に並び、買い物客の目を引いている。企画したのは前橋市東片貝町の卸売業者「前橋青果」(笠井昇社長)。「上州だんべえバナナ」と名付けたキャンペーンで、売り上げの一部を富岡市に寄付、世界遺産登録運動に役立ててもらう。

バナナはフィリピン産。昼夜の温度差がある高地で栽培したため、甘みが強いのが特徴。一房百九十八円のうち一円を寄付に充てる。昨年十月からこれまでに寄付金十三万円がたまっており、年間三十万円前後になる見通し。期間を設けずに続ける。

シールは縦七・五センチ、横六・五センチ。「富岡製糸場を世界遺産に」という文字と製糸場の錦絵を組み合わせ、かるたのように仕立てている。

同社はさまざまな果物を扱っているが、「年間を通して価格と品質が一定し、食べてくれる客層が広い」ことから、バナナを使ってキャンペーンを展開することにした。好評ならば他の果物にも広げるという。

同社の飯塚伸彦専務は「県内の企業として、世界遺産登録運動を応援したかった。県民の皆さんには、バナナを食べて運動を応援してほしい」と話している。

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