構成資産拡大前向きの姿勢 世界遺産リストで県
- 掲載日
- 2008/05/13
県と富岡甘楽地域四市町村の首長らとの市町村懇談会が十二日、富岡市の県富岡合同庁舎で開かれ、世界遺産暫定リスト記載の「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、県が構成資産拡大に前向きの姿勢を示した。
重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定を視野に入れた桐生市、伊勢崎市の遺産のほか、「富岡製糸場と不可分」として高崎市の旧官営新町屑(くず)糸紡績所を取り込むよう求める意見に対し、大沢正明知事は「高崎市長と一度話し合う」と述べた。