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桑収穫に汗 前橋で養蚕体験受講生

桑を収穫する受講生たち
桑を収穫する受講生たち

前橋市総社町の県蚕糸技術センターで十七日、「絹へのふれあい体験学習講座」の養蚕体験コースの受講生たちが桑の収穫を行い、飼育中の四齢の蚕に給桑した。

同講座は今月三日に始まり、養蚕と座繰りの体験コースに計七人が参加。十八―二十日間にわたり、講義と実習を通して蚕の飼育や繭の収穫、糸繰り、撚糸(ねんし)を学ぶ。

養蚕体験コースは、本県独自の品種「ぐんま200」を三万匹飼育しており、受講生たちは強い日差しが照り付ける中、近くの桑園で収穫に汗を流した。

安中市の増田守男さん(58)は昨年から自宅で養蚕を始め、妻は座繰りコースに参加中。川崎市の横山知恵子さん(60)は「このために前橋にマンションを借りた。虫は苦手だったけど、蚕はかわいく思える」と話していた。

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