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織都・桐生の技術PR きょうまで銀座・総合情報センター 7社が着物、帯展示

質の高い桐生織物の魅力を紹介する会場
質の高い桐生織物の魅力を紹介する会場

桐生織物の美しさを紹介する「桐生は日本の機どころ―一三〇〇年の伝統が魅せる美の極致」(県、桐生織物協同組合主催)が二十一日まで、東京・銀座のぐんま総合情報センターで開かれている。桐生市内の七社が代表作の着物と帯三十九点を展示、織物のまち自慢の高い技術をPRしている。

帯はウサギや鶴、ビワなど植物の姿を丁寧に織り込み、華やかな世界を演出。「お召し織」「緯錦(よこにしき)織」といった伝統の技法を駆使した「桐生織」の前では来場者が足を止め、匠(たくみ)の技に見入っている。

同組合の後藤隆造理事長(70)は「どれも確かな技術で作られた高級な織物ばかり。品物の良さをじっくり味わってほしい」と話している。

最終日は午前十時半から午後六時まで。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)