「歴史、文化学ぶ姿勢を」 富岡で世界遺産講演会
- 掲載日
- 2008/10/13
講演する佐滝さん
富岡市教委主催の世界遺産講演会が、市内の旧官営富岡製糸場で開かれ、NHKディレクターの佐滝剛弘さん(元前橋放送局)が「富岡製糸場と絹産業遺産群」をテーマに、登録推進と市民、県民のあるべき姿勢などを語った。
佐滝さんは、最も早く登録された世界遺産の一件で、産業遺産のビエリチカ岩塩坑(ポーランド)などを紹介し、平泉(岩手県)の登録延期に言及。本県の登録推進に触れ、「運動を通じて歴史と文化を県民が学ぶ姿勢が必要」と強調した。