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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

富岡製糸場写した36点 ぴんぼけクラブあすまで写真展

製糸場の「三十六景」などが並ぶ35周年記念展
製糸場の「三十六景」などが並ぶ35周年記念展

富岡市近郊の写真愛好者でつくる富岡ぴんぼけクラブ(大塚誠会長)の三十五周年記念写真展が二十二日、市立美術博物館で始まった。共通テーマを初めて設け、市内の旧官営富岡製糸場をモチーフとした「富岡製糸場三十六景」を展示した。二十四日まで。

三十六景は会員九人が四つ切りを四点ずつ出品。地下を含むブリューナ館内部や鉄水槽周辺など、一般非公開の場所をとらえた作品も並ぶ。共通テーマは世界遺産登録の後押しが目的で、今春から夏にかけて撮影のため三回訪れ、製糸場から立ち入りに理解を得たという。

自由テーマの半切も併せて展示。桜の木に集う人々、勇壮な祭り、繊細な花、山あいの棚田など、会員が得意の題材を四点ずつ出品した。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)