絹遺産群や古墳巡る 42人が文化財に理解 富岡
- 掲載日
- 2008/12/01
古墳群の説明を聞く市民
富岡市教委の市内文化財めぐりが、市西部の吉田地区で開かれた。世界遺産暫定リスト入りしている本県絹産業遺産群の構成資産、旧上野鉄道鬼ケ沢鉄橋などを市民四十二人が訪ね、文化財の価値を学んだ。
参加者は八・五キロの道のりを歩き、鬼ケ沢鉄橋が最初期の国産品とみられるなど最近の研究成果を聞き、南蛇井古墳群で被葬者数などの説明を受けながら、社寺を回った。
この行事は、地域の歴史や文化財に対する理解を深めてもらおうと、地区を変えて毎年開いている。