まゆ玉から癒やしの光 特産品でかご型ランプ 世界遺産登録アピールも 妙竹炭(富岡)
- 掲載日
- 2009/01/12
柔らかな光を放つ「まゆ玉ランプ」
民芸品・工芸品製造の妙竹炭(富岡市妙義町下高田、簑輪興一社長)は、特産品の繭に発光ダイオード(LED)を埋め込んだ置物「まゆ玉ランプ」を発売する。かご型が中心で、ホテルの土産品コーナーなどを狙いに、販路開拓を図る。
フクロウやホタルをイメージして繭を加工し、かごを地元産の竹やステンレスで製作。埋め込むLEDの数や繭の数を変えた多数のバリエーションがある。想定価格の中心は五千円から一万円。
LEDの色調変化を楽しむことができ、簑輪社長は「省電力で癒やしの光を放ち、常夜灯にも向いている」と話している。
市内の旧官営富岡製糸場を中心とする本県の絹産業遺産群の世界遺産登録アピールも考案の狙いだという。
問い合わせは同社(電話0274・73・3076)へ。