店の味をレトルトに カレーとハヤシ パッケージに製糸場 富岡の高田食堂
- 掲載日
- 2009/01/18
富岡製糸場を訪れる観光客らに好評なカレー(右)とハヤシ
富岡市中心商店街で営業する洋食店、高田食堂(同市富岡、高田仁志店主)は、創業五十年余の味を提供するレトルト食品の「工女さんも愛したカレー」と「昔なつかしのハヤシライスソース」を販売している。
パッケージには地元の旧官営富岡製糸場の錦絵を採用し、世界遺産登録に向けたPRにも一役買っている。
同食堂が長年にわたって作り上げた味をレトルト食品として発売。カレーは「スパイシーで香ばしい、後を引く味」、ハヤシソースは「酸味が甘味を引き立てる、まろやかなソース」に仕上がっている。
パッケージはどちらも製糸場の赤れんが一個分と同じ寸法の箱で、一箱二食入りで六百円(税込み)。同市内の物産店やコンビニエンスストアなどで販売している。
高田さんは「富岡製糸場のお土産になればと考えて作った。世界遺産登録推進も後押ししたい」と話している。
問い合わせは同食堂(電話0274・62・0469)へ。