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着物姿で織都を満喫 18人参加、モニターツアー 桐生、みどり、日光巡る きょうまで1泊2日

和服で桐生市内を見学する参加者たち 和服で桐生市内を見学する参加者たち

国土交通省関東運輸局の「観光まちづくりコンサルティング事業」選定を受けて、桐生、みどり両市などで考案してきた旅行商品のモニターツアーが十八日、一泊二日の日程で始まった。桐生、みどり、栃木県日光の三市の観光ポイントなどを巡る旅で、東京などから十八人が参加し、織物の町の魅力などに触れた。

両市の関係者は、今回の参加者からの意見を踏まえてモニターツアーに必要な修正を加え、三月十九日に東京で開かれる商品説明会で、全国の旅行業者に紹介する。

同コンサルティング事業は、観光によるまちおこしに力を入れる地域に専門家を派遣し、魅力的な観光商品の開発を支援する。二〇〇六年度から二地域ずつ選ばれており、桐生、みどり両市は本年度、本県で初めて選ばれた。

日光を含め、三市の関係者三十一人でワーキンググループを組織。昨秋から六回にわたる会合で検討を重ねたほか、専門家を交えた会議も開き、一月末にモニターツアーを完成させた。

一行は十八日、和服で桐生市の有鄰館など織物の町を見て回った後、みどり市へ移動。古い醤油(しょうゆ)蔵が魅力の岡直三郎商店などを見学し、サンレイク草木で一泊した。十九日はわたらせ渓谷鉄道に乗って日光市を訪れ、足尾銅山などを見学する。

千葉県から参加した小林真紀子さん(35)は「桐生の建物や町並みは、織物が盛んだった証拠だと実感できた。前橋出身だが知らないところばかりだった」と話していた。

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