蚕、そっと手のひらに 高崎で世界遺産キャンペーン
- 掲載日
- 2009/03/15
「糸のまち前橋」について学んだ講演会
本県の絹産業遺産群を広く知ってもらう世界遺産キャンペーンが14日、高崎市棟高町のイオンモール高崎で始まった。体験型の催しが繰り広げられ、多くの人たちが群馬のシルクに親しんだ。15日まで。
富岡製糸場世界遺産伝道師協会(近藤功会長)の主催。繭クラフトに上州座繰り、機織りの無料体験のほか、生きた蚕や繭を展示している。
今は養蚕の時季ではないが、県蚕糸技術センター職員がこのイベントに合わせて飼育。ゆっくりと動く蚕を触ろうと、子供たちが輪をつくっていた。