開国博で「群馬の絹」PR 県と10市町村 8日から横浜 織物やパネル展示
- 掲載日
- 2009/06/06
横浜と本県など国内生糸産地との交流の歴史を紹介する会場
開港後に生糸の輸出拠点として栄えた横浜港と、国内の生糸産地との交流の歴史を取り上げた「横浜につながる絹の道展」が7月12日まで、横浜市の赤レンガ広場で開かれている。今月8~14日は群馬ウイークで、県と10市町村がパネルや絹製品を出展する。
横浜開港150周年を記念したテーマイベント「開国博Y150」の一環。赤レンガ倉庫1号館で開かれる絹の道展・群馬ウイークは、世界遺産候補の「富岡製糸場と絹産業遺産群」をはじめとするシルクカントリーの概要を紹介。富岡製糸場のミニチュア模型や桐生織、伊勢崎絣(がすり)の着物などを展示する。
また、会場では常設展として絹製品の流通経路を紹介する年表のほか、昭和初期の船積み風景を記録した写真や、製糸工場を描いた浮世絵のパネルなどを展示。昭和初期に絹の生産などにかかわった人々の映像も上映している。
同ウイーク中、近くの都市交流広場では、絹製品や焼きまんじゅう、榛名の梅といった県内の名産・物産を販売する。13、14日は屋外広場で上州座繰りの実演やキャベツ、レタスの販売なども行われる。
いずれも午前10時~午後8時まで。入場無料。問い合わせは、Y150コールセンター(電話045・414・0103)へ。