郷土の絹産業に関心を 高山社の国史跡指定答申受け 土屋さん招き講演会 藤岡商議所女性会
- 掲載日
- 2009/06/27
江戸時代の絹取り引きについて講演する土屋さん
藤岡商工会議所女性会(周藤秀子会長)は24日、郷土の絹産業の歴史について学ぼうと講演会を開催。同商工会議所大ホールに会員35人が集まり、江戸時代の絹の取引などについて聴いた。
同会は本年度、同市高山の高山社跡が国史跡指定の答申を受けたことから、地域の絹産業の歴史について会員の理解を深める活動を行う。今回はその1回目。
講師は市教委文化財保護課の土屋正臣さんで、「近世上州の生絹と一揆」と題して、江戸時代の同市周辺の絹商人や養蚕農家について講演。「西上州と東上州の一揆への対応の違いなど、絹取引から今につながる地域性が見えてくる」と話した。