絹産業の歴史知って 5日まで高崎写真展や座繰り体験
- 掲載日
- 2009/06/28
絹産業遺産の写真パネルに見入る来場者
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を推進する「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」が27日、高崎市棟高町のイオンモール高崎で始まった。5日まで絹産業遺産の写真パネル展示や各種イベントが行われる。
民間7団体からなるシルクカントリーぐんま連絡協議会が主催、県や同店などの共催で、今回が3回目。
2階の展示スペースでは写真家、清水襄さんが撮影した絹産業遺産の写真パネル36点が展示され、多くの家族連れや買い物客らが足を止めていた。
FMぐんまの公開放送も行われ、国立科学博物館産業技術史資料情報センター参事の清水慶一さんが絹産業と結び付けた観光を提案。高崎市の江戸小紋師、藍田正雄さんは「群馬の絹は品質が良く、染めにも適している」と魅力を語った。
期間中は機織りや座繰り体験などが行われる。