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蚕糸業の未来シンポで探る

掲載日

2009/09/10

遺伝子組み換え蚕（ＧＭ蚕）を活用した新産業創出についてのシンポジウム「カイコ産業の未来」が10日午前10時から、県庁２階ビジターセンターで開かれる。県内外で既に始まっているＧＭ蚕の研究や実用化への取り組みが発表される。

県蚕糸技術センターと農業生物資源研究所が主催。ＧＭ蚕は医療用の有用タンパク質や高機能の絹糸の生産が可能で、大量飼育による蚕糸業の再興が期待されている。

当日は、東京大大学院薬学系研究科の関水和久教授をはじめ行政や民間企業でＧＭ蚕に携わる６人が講演。午後３時からの意見交換では、ＧＭ蚕の実用化などについて来場者から意見や質問を募る。参加費無料。問い合わせは同技術センター（電話０２７・２５１・５１４２）へ。