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織物の知識次代に 桐生繊維大学 若手ら15人参加し開校

最初の講座を真剣な表情で受講する受講生たち
最初の講座を真剣な表情で受講する受講生たち

本年度の桐生繊維大学が15日、桐生市の桐生地域地場産業振興センターで開校した。市内の繊維関連企業の若手社員ら15人が来年2月まで、講座や工場の視察を通じて素材や染色、品質管理、加工技術などについて理解を深める。

織物のまち・桐生の活性化へ向け繊維産業の知識を幅広く学び、次代を担う人材を育成することが目的。同センター主催で今年で15回目。これまで314人が修了している。

開校式では、同大検討委員会委員長の岩野武彦さんが「繊維産業で活躍するために『おしゃれの心』を持ってほしい。そのことを忘れず、来年2月まで頑張って」と激励した。

その後、最初の講座が開かれ、日本絹の里プロデューサーの玉村日出隆さんが最近の繊維産業の動向などについて解説した。

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