絹遺産群に触れて西上州に親しみを ボルテックスアークがツアー製糸場など見学
- 掲載日
- 2009/09/21
世界遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」をめぐり、秋の西上州の歴史・文化に親しんでもらおうと、旅行会社のボルテックスアーク（安中市下磯部）は11月30日出発の１泊２日の「西上州シルクロードツアー」を企画した。
同企画は国土交通省が推進する「ニューツーリズム創出・流通促進事業」に採択され、県観光協会や安中市商工会などが協力する。
移動は基本的に貸し切りバスが中心。１日目はＪＲ横川駅に集合し、安中市のめがね橋や信越線の線路跡に整備した遊歩道「アプトの道」散策。碓氷峠鉄道文化むらなどを見学、磯部温泉に宿泊する。２日目は旧甘楽社小幡組倉庫や富岡製糸場などを見学するほか、磯部せんべい作り体験もある。解散はＪＲ高崎駅。
全行程で、絹産業で日本の近代化に貢献した西上州の歴史を学び、群馬の秋の味覚をじっくり堪能することができる。
旅行代金は１人１万７千円。問い合わせ、申し込みは西上州シルクロードツーリズム（電話０２７・３８１・１９１９）へ。
