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銘仙再利用の歴史紹介 前掛け、はたきなど100点 伊勢崎・相川考古館

着物のリサイクルにスポットを当てた銘仙展
着物のリサイクルにスポットを当てた銘仙展

伊勢崎銘仙が庶民にいかに大切に使われてきたかを紹介する「銘仙展―『おしゃれ着』から『はたき』まで」が11月8日まで、伊勢崎市三光町の相川考古館で開かれている。着物のリサイクルにスポットを当てた企画で、約100点の資料を展示している。

昭和半ばまで女性のおしゃれ着として人気を集めた伊勢崎銘仙が、生活の中で形を変えながら再利用されてきた歴史を知ってもらうのが狙い。

会場では、大正や昭和の着物、生地だけでなく、傷んだ着物をつぎあてした「重ね」、裁断して作った前掛けなどを展示。絹はぞうきんとして使いづらいため、最後は生地を細く切って掃除用のはたきとして使ったという。裁ち板や炭入れアイロン、ヘラなど女性が夜なべ仕事に使った道具一式もそろっている。

同館の相川真由美さんは「銘仙の華やかな部分だけでなく、いかに女性たちが愛着を込めて着物に接してきたかを見てほしい」と話している。入館料は大人500円、小中学生200円。月曜休館。

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