繭の美しさ クラフトで 高崎・絹の里 花や人形など公募100点 最優秀賞に西村さん長野・駒ケ根)
- 掲載日
- 2009/11/29
カラフルな花や人形など繭クラフト作品が並んだ会場
「まゆクラフト作品展2009」が28日、高崎市金古町の日本絹の里で始まり、繭の特性を生かして作られた色鮮やかな花や人形など約100点を紹介している。1月9日まで。
繭の形や風合い、質感などを生かして制作する繭クラフトは、県内外で盛んに行われている。公募の同展にも今回、全国から一般の部に80点、中学生以下・学校の部に22点の応募があった。
技術や芸術性などを審査し、最優秀賞(農林水産省生産局長賞)には長野県駒ケ根市の西村良子さんの作品「風の花」が選ばれた。白繭と黄繭の素材の美しさを生かした繊細さが高く評価された。
中学生以下・学校の部はみどり市の大間々北小3年生47人が制作した「あつまれ!ネコの親子」など3点が日本絹の里賞となった。
会場にはカラフルな色に染めた繭の花など多彩な作品が並び、来場者を楽しませている。
主な入賞者(最優秀賞を除く)は次の通り。
【一般の部】
▽優秀賞 矢沢たえ子(長野県駒ケ根市)大塚ふみ子(安中市)
▽優良賞 関根永子(みどり市)横井昭子(新潟県村上市)並木静子(前橋市)青木チトセ(同)
【中学生以下・学校の部】
▽日本絹の里賞 富田優希(前橋市)田村優衣(東吾妻町)