上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

上毛新聞社Presents
「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

ラオスの絹製品紹介 富岡

ラオスの絹製品の手織りならではの手触りが楽しめる
ラオスの絹製品の手織りならではの手触りが楽しめる

生繭乾燥場を改修して開店した富岡市富岡の食料品店「おかって市場」で27日まで、ラオスの絹製品など70点を展示する「『布』自然からの贈り物」が開かれている。200年以上にわたる養蚕の歴史を持つ同国で作られた、ショールやタペストリーが来場者を出迎える。

現地の住民が一つ一つ丁寧に仕上げた手織りの品々は、シルク100%の優しい手触り。温かい色合いの製品が目を引く。

同国の絹製品の品質の良さをより多くの人に知ってもらおうと、店長の高橋公子さん(57)、都内の輸入販売業、望田秀雄さん(62)が企画した。

高橋さんは「国産ばかりにスポットが当たるが、ラオスの絹製品もなかなかのもの。違いを確かめに来て」と呼び掛けている。

「おかって市場」は、中心市街地の地盤沈下に歯止めをかけようと昨年12月に開店。2階フロアを活用して新設した多目的スペース「kokokara」のオープニングイベントで展示会を開いた。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)