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薄緑色の繭光る 桐生

野生の蚕である天蚕(てんさん)の飼育に取り組む松井定夫さん(57)=桐生市川内町=のクヌギ畑で、天蚕が繭をつくり始めた
野生の蚕である天蚕(てんさん)の飼育に取り組む松井定夫さん(57)=桐生市川内町=のクヌギ畑で、天蚕が繭をつくり始めた

野生の蚕である天蚕(てんさん)の飼育に取り組む松井定夫さん(57)=桐生市川内町=のクヌギ畑で、天蚕が繭をつくり始めた=写真。

天蚕はヤママユの別称で、はく糸が薄緑色の光沢を持つことから「繊維のダイヤモンド」と呼ばれる。

松井さんは今年から天蚕飼育に挑戦。6月上旬にクヌギの若葉に卵を張り付ける「山付け」を行った。現在は、葉を食べて大きく成長した幼虫と薄緑色に輝く繭が同時に見られる。

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