野蚕の魅力知って 講演やワークショップなど 桐生の企業も出展 14日から東京農大
- 掲載日
- 2010/09/11
野生の蚕、野蚕に親しんでもらうイベント「ワイルドシルクフェスタ」が14日から26日まで、東京都世田谷区の東京農業大「食と農」の博物館で開かれる。
期間中に同大で開かれる「国際野蚕学会議ｉｎ東京」に合わせて実施。４回目の今年は多様な野蚕が生息するとされるマダガスカルをテーマにする。
初日はマダガスカルでシルクの研究を行っている京都文教大教授の杉本星子さん、国際野蚕学会会長の赤井弘さんが講演する。17日には、富岡市の団体とともにシルクタンパク液入りの食品を開発した東京農業大准教授、長島孝行さんが「シルクの機能性」について語る。
期間中は出展企業・団体によるワークショップも行われ、桐生市の寝具メーカー、エアリンシルクは23日にシルク布団の寝心地体験を行う。
21日は休館。一部有料のワークショップ以外は無料。問い合わせはワイルドシルク協議会の今泉雅勝さん（電話０８０・６５９３・４８５９）へ。
