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民家を改装 交流拠点に 初の「ふるさと祭り」

懐古庵で活用方法について討議する運営委員会のメンバー
懐古庵で活用方法について討議する運営委員会のメンバー

大泉町の寄木戸南地区の住民が、一般民家を改装した建物を「懐古庵」と命名し、地域の交流拠点として活用を始める。作品展や文化行事などを開き、地元の人たちが気軽に集える場所にしようと運営委員会を組織。6、7の両日に「ふるさと祭り」と題した初のイベントを行う。

懐古庵は、1958年に建てられた養蚕農家の建物。取り壊される予定だったが、地元の住民が交流できる施設として生かそうと、近くの宝寿院(田辺信雄住職)が買い取り改装した。

寺の檀だんか家らが集まった運営委員会のメンバーは15人。定期的に集まり、活用方法を検討している。懐古庵の西側に整備した畑で栽培しているソバの収穫祭を開いたり、たこ揚げなどの正月行事も予定している。運営委員長の三吉靖典さん(69)は「近所の人が趣味の作品展を開いたり、お年寄りや子供が気軽に談笑し、交流する場所にしたい」と話している。

ふるさと祭りは午前9時~午後4時。6日は写真や俳句、絵画などの作品展示。7日は、地元の野菜の即売会やバザー、芋煮の無料配布も行う。

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