下野新聞社・橋本社長/福島民報社・渡部社長 富岡製糸場を視察
- 掲載日
- 2010/12/11
今井所長(左から2人目)から説明を受ける橋本(同3人目)、渡部(同4人目)両社長
下野新聞社(栃木)の橋本達明社長と福島民報社(福島)の渡部世一社長が10日、世界遺産登録を目指す富岡市の旧官営富岡製糸場を視察した。
両社長は、今井幹夫・製糸場総合研究センター所長の案内で1872(明治5)年の操業当時の面影を色濃く残す繰糸場をはじめ、東繭倉庫や普段非公開のブリューナ館床下の食料品貯蔵に使われた地下室などを見学、熱心に質問し、高い関心を示した。
北関東道が来年3月に全線開通すると栃木、福島両県と本県のアクセスは格段に向上する。今井所長は両社長の視察を歓迎し「両県からの見学者が増え、世界遺産登録活動を応援してもらえればうれしい」と期待していた。