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「群馬の底力アピールを」 蚕糸絹業新年の集い 100人が誓い新た

着物の魅力をPRした礼装舞
着物の魅力をPRした礼装舞

第11回蚕糸絹業新年の集いが18日、前橋市内のホテルで開かれた。養蚕や製糸、織物、和装文化に携わる約100人が蚕糸絹業の発展と活性化に向けて誓いを新たにした。

「群馬の絹」活性化研究会(高橋和夫会長)が主催。絹に関わる人たちの交流を深め、連携を強めようと毎年開いている。

高橋会長は「経済が苦しい状況に置かれ、養蚕農家数も落ち込む中、遺伝子組み換え蚕をはじめ、群馬の底力をアピールしていきたい」とあいさつした。

会場では山口きもの学院が音楽に合わせて着付けする「礼装舞」を披露。参加者は和服やネクタイなど絹製品を身に着けて集まり、和やかに歓談した。

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