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養蚕の振興願う 着物表面加工パールトーン 安中で桑苗木植樹

まゆまろクン、ぐんまちゃんも参加した植樹の儀
まゆまろクン、ぐんまちゃんも参加した植樹の儀

着物表面加工のパールトーン(京都市)の国松照朗社長ら25人が、安中市松井田町上増田の畑で桑苗木の植樹祭を行った。日本蚕糸絹業開発協同組合(小林幸夫理事長)の関係者ら本県の20数人も参加。上原高好さん(64)が提供した畑10アールに600本を植えた。

パールトーンの創業80年を記念し、着物文化を支える養蚕の振興と環境改善に協力しよう―と社員が企画。水や油をはじき、生地を守るパールトーン加工1点につき2円を積み立て、今後も「桑の木プロジェクト」と題して続けるという。

会場には第26回国民文化祭・京都2011(10月29日~11月6日)のPRを兼ねて、まゆまろクンが訪れ、ぐんまちゃんとともに神事に出席。植樹の儀に参加した。神事の後、3人1組で作業にとりかかり、丁寧に植えていった。国松社長は「中国産の繭が高騰しており、国内の桑畑がもっと増えるよう活動を続ける」と話していた。

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