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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

“ノスタルジー富岡”知って DC向けに市がポスター 製糸場や妙義山PR

亀山市長から感謝状を受け取る新居さん(左) 亀山市長から感謝状を受け取る新居さん(左)

富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を目指す富岡市(岡野光利市長)は、市をPRするポスター300枚を新たに作製した。今月から市内の観光施設や近隣市町村、東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家ち」など約70カ所に配布。7~9月の「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、今後は県外にもポスターを配布し、アピールする。

ポスターはB1判。製糸場の入り口左側にある女工館2階から東繭倉庫を見た風景をメーンに、左下に妙義山、貫前神社、妙義神社、群馬サファリパークといった観光スポットの写真を掲載。右下には、首都圏から同市への交通アクセスが書かれている。

完成までに約半年。右側には「ゆるり、のんびり、ノスタルジー富岡」の文字を盛り込んだ。製糸場など個別のポスターはあったが、市全体をイメージさせるポスターはなかったという。

市観光課は「歴史情緒あふれる富岡市を、一人でも多くの人に知ってほしい」と誘客増に結び付くことを期待している。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)