“ノスタルジー富岡”知って DC向けに市がポスター 製糸場や妙義山PR
- 掲載日
- 2011/03/16
亀山市長から感謝状を受け取る新居さん(左)
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を目指す富岡市(岡野光利市長)は、市をPRするポスター300枚を新たに作製した。今月から市内の観光施設や近隣市町村、東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家ち」など約70カ所に配布。7~9月の「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、今後は県外にもポスターを配布し、アピールする。
ポスターはB1判。製糸場の入り口左側にある女工館2階から東繭倉庫を見た風景をメーンに、左下に妙義山、貫前神社、妙義神社、群馬サファリパークといった観光スポットの写真を掲載。右下には、首都圏から同市への交通アクセスが書かれている。
完成までに約半年。右側には「ゆるり、のんびり、ノスタルジー富岡」の文字を盛り込んだ。製糸場など個別のポスターはあったが、市全体をイメージさせるポスターはなかったという。
市観光課は「歴史情緒あふれる富岡市を、一人でも多くの人に知ってほしい」と誘客増に結び付くことを期待している。