絹遺産群熱心に見学 バスで富岡、藤岡巡る
- 掲載日
- 2011/06/01
養蚕農家の蚕室を見学する参加者たち
世界遺産候補の「富岡製糸場と絹産業遺産群」や養蚕農家、製糸場などを巡る1泊2日のバスツアー「シルクカントリーぐんま」(県観光国際協会主催)が31日始まり、県内外から11人が参加した。現地ガイドや同協会員が同行して参加者の質問に応えた。
初日は富岡製糸場と富岡市内の養蚕農家、高橋純一さん(62)の蚕室、藤岡市の高山社跡を回った。富岡製糸場では、東繭倉庫や繰糸場、ブリュナ館などを順番に見学、製糸場で使う水約380トンをためた鉄水槽も特別公開された。
高橋さんの蚕室では飼育中の蚕を見学。4回脱皮すると繭を作ることなどを説明されると、参加者たちは熱心に質問していた。
1日は、日本絹の里(高崎市)や碓氷製糸(安中市)を見学する。
バスツアーは10、17、24日(出発日)にも行われる。問い合わせは県観光国際協会(電話027・243・7274)へ。