繭玉をプレゼント 製糸場来場者3万人に 富岡
- 掲載日
- 2011/06/27
富岡製糸場でプレゼントされる繭玉の袋詰め
富岡市は来月始まる大型観光企画「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、旧官営富岡製糸場を訪れた個人客3万人に市内の養蚕農家が作った繭玉をプレゼントする。養蚕業や世界遺産登録運動をアピールすることが狙い。
今月、製糸場で荷受けした繭を乾燥させて2個1組で袋詰め。黄色の繭になる品種「ぐんま黄金」と白色の「ぐんま200」がセットになっている。
DCで増加が見込まれる個人客を積極的に誘客しようと企画した。市は3万人分を用意し、7~9月のDC期間中、入場券を購入した個人客にプレゼントする。
来月1日の配布開始を前に市職員が袋詰め作業を続けている。