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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

布や麻素材にテキスタイル ノルウェーと日本の作家 近代美術館

独創的な作品に見入る来場者(右はアルネ・ウォルター駐日ノルウェー大使)
独創的な作品に見入る来場者(右はアルネ・ウォルター駐日ノルウェー大使)

ノルウェーと日本の現代テキスタイル作家6人がペアを組んで制作した作品を紹介する企画展「風のように、光のように」が高崎市の県立近代美術館で開かれている。9月4日まで。

2009年にスタートした企画展で、ノルウェーと英国を巡回した後、岡山県に続き本県で開催された。布や麻、光沢のあるシートなどを素材に、編む、織る、巻くといった技法を使った作品が展示されている。

初日の9日は、出品者が作品を解説するアーティストトークに続いてレセプションが開かれ、アルネ・ウォルター駐日ノルウェー大使が「企画展で日本とノルウェーの交流が進んでほしい」とあいさつした。

併設展「I Love 絹(シルク)」では、富岡市出身の小板橋慶子さんら作家2人による繭や生糸を使った作品も紹介されている。

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